ヤマダのゆる投資ログ

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【時限爆弾?】 プライベートクレジット問題について考える

 

サブプライム住宅ローンショックの再来か?

今話題のプライベートクレジット問題について考えてみた😎

※あくまでヤマダの考えです

 

■プライベートクレジットとは

銀行による融資ではなく、ファンドが企業に直接貸し出すため、審査がゆるめで融資条件が柔軟、融資承認のスピードが早いのが特徴

主に変動金利で金利は高めに設定されるため利回りが高く投資家にとっては旨味がある

 

■プライベートクレジットの問題点

・公開市場で取引される金融商品に比べると情報量が少なく流動性も低い

・銀行融資が受けづらい中小規模で財務脆弱な企業が使う場合が多いため、景気悪化で貸し倒れが起こるリスクが高い

・ロックアップ(売却制限)の期間があり、その後もゲート(制限付き解約)により一度に解約ができない(月に5%まで、四半期に10%までなど)

 

■最近のプライベートクレジット市場の動向

プライベートクレジット市場では2026年に入り市場全体の不確実性の高まりで投資資金の引き上げが始まる中で償還請求が相次ぐが引き出し制限で足止め状態、融資先の業績悪化によりリターンも悪化しているようです

また、米財務省もプライベートクレジット市場の動向について注意を払っているようで国内外の保健当局と一連の会合を開く予定とのこと

 

※2026年3月27日のBloombergの記事より引用

米プライベートクレジット業界で償還請求が相次ぐ現状にあって、投資家資金の46億ドル(約7350億円)余りが引き出し制限によって足止めとなってる。制限措置を導入する資産運用会社は今後数週間に増える見通しだ。

プライベートクレジットの引き出し制限、投資家資金46億ドルが足止め - Bloomberg

 

※2026年3月26日のピクテ・ジャパンの記事より引用

実際、年初来のプライベートクレジット・ファンドのパフォーマンスは、急速に悪化している。2024年頃までは、債券ファンドの割に高い二桁のリターンを上げるファンドが多かったが、2026年に入ってからはゼロ近傍かマイナスまで悪化している。恐らく融資先の業況悪化等が関係していると思われる。

こうした流れを受け、今年に入ってから、投資家によるプライベートクレジット・ファンドの解約請求が急増し、契約上の上限に達するファンドが相次いでいる。

※2026年のプライベートクレジット解約制限例

・ブルー・アウル:一部ファンドの償還を停止

・ブラックストーン:償還上限を引き上げた上で資金拠出で穴埋め

・ブラックロック:解約を5%に制限

・クリフウォーター:解約を7%に制限

・モルガンスタンレー:解約を5%に制限

・アポロ:解約を5%に制限

・アレス:解約を5%に制限

忍び寄るプライベートクレジットのリスクとその正体

 

※2026年3月30日のBloombergの記事より引用

報道によると、財務省当局者は、ファンドレベルでのレバレッジ活用拡大、プライベートクレジット格付けの一貫性、オフショア再保険の利用、同市場における投資の流動性について、規制当局の意見を聞くことに強い関心を示している。

米財務省、プライベートクレジット巡り保険当局と協議へ-ロイター - Bloomberg

 

■サブプライム住宅ローン危機との類似転

「信用の弱い本来なら貸しにくい相手」に貸し付けている

 ・サブプライムローン:低所得・低信用の人

 ・プライベートクレジット:財務の弱い企業

「金利が高い」つまりデフォルトリスクが高い

 ・サブプライムローン:高金利住宅ローン

 ・プライベートクレジット:高利回り融資

「見えにくい」構造をした金融商品

 ・サブプライムローン:証券化(CDOなど)で中身が分かりにくい

 ・プライベートクレジット:非公開・相対取引で中身が分かりにくい

 

■サブプライムローン住宅ローン危機との違い

規模の違い:サブプライム住宅ローンの方が大きい

種類の違い:個人住宅と企業

拡散度:世界中に拡散したサブプライム住宅ローンと違い、プライベートクレジットは限定的(ただし拡散中)

 

■今後の展開予想

・景気後退

 企業の売り上げが落ち財務の弱い借り手が破綻(既に一部で始まりつつある)

・高金利の長期化

 FRBの利下げ期待が後退し、金利高止まりで企業の利払い負担悪化

・新規融資・借り換え融資の締め付け

 銀行からの資金調達が難しい企業がプライベートクレジットによる融資も受けられず、借り換えも難しいため破綻

・評価の見直し

 公開市場にない金融商品なのでもともと評価が付けづらく、状況の悪化で一気にディスカウントされる可能性

・投資家の資金引き上げ

 投資家心理が冷えて資金引き上げが始まる(いま実際に起きているが更に加速する可能性)、それにより更に資金難で破綻する企業が発生する負のスパイラル突入

 

■特にヤバそうなセクター

成長期待で実態利益に見合わない資金で回しているソフトウェア業界が大ダメージか?

1社が破綻すると同セクターの評価引き下げ、資金引き上げが加速し他の企業も資金詰まりでドミノ倒し、そして投資家心理は更に冷え資金回収が加速して他のセクターにも影響し連鎖が拡大する・・・(かも)

 

■個人投資家の取るべき道

もしこれが暴発した場合、どうにもならないので心を殺して無理のない範囲で無心でコツコツ積み立てるしかありません

"Don't think ! , Don't feel !" (考えるな!感じるな!)

 

 

イラン情勢はじめ、今年は大変な年になりそうで震えています・・・

でも、「退場ダメ絶対」ということで市場には居座り続けますよ!

投資は攻めずとも逃げぬことが肝要です

動かざること山の如し!

 

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