アメリカ独立と王にならなかった男

人類史上最強のスーパーパワーとして君臨するアメリカ合衆国
その始まりは植民地だった
入植者たちは荒れ地を耕し大陸を開拓していった
欧州での貧困や戦火から新たな大地に可能性をかけて渡った人も多い
しかし、働けど働けど暮らし楽にならず、苦労して稼いだ成果は宗主国へ上納された
さながら現代日本におけるブラック企業である
砂糖、印紙、お茶・・・、様々な重税
邪知暴虐の帝国への怒りは13植民地を団結させた
「代表なくして課税なし」
人々は茶箱を海に投げ込み、銃を手に取った
1775年レキシントンの衝突から始まったアメリカ独立戦争は、1781年ヨークタウンでの勝利が決定的となり、1783年パリ条約にてイギリスがアメリカの独立を正式に認めることで終結する
大陸軍総司令として入植者たちを率いて勝利へと導き、初代大統領となった男の名はジョージ・ワシントン
1ドル札の彼です
ワシントンの心にあったのは強烈な愛国心と権力への嫌悪、当時熱心な支持者の間では「ワシントンを王に」という声もあったが「王政はアメリカの精神に反する」と固辞、王として国を治めることなく大統領として国に仕えた
独立間もなくまだ混乱期にあったアメリカは彼の決断力と行動力を必要としており、1期目を終えてもその役から離れることはできず周囲に推され大統領を2期務めるも3期目は断固として拒否した
これが現代アメリカの大統領は2期を超えて選出されないという憲法上のルールに繋がっています
歴代大統領の中で最もイケイケ陽キャであるとして知られるトランプ現大統領への批判の際「アメリカに王はいらない」というフレーズが使われることがある
関税、移民政策、企業への圧力、他国への武力行使、まるで「王」のように振る舞う彼に対して「アメリカ建国の精神」からノーを叫ぶ
建国の父、そして「王にならなかった男」、ワシントンの精神はアメリカ社会に今も受け継がれているのだ
彼の誕生日である2月22日は「ワシントン誕生日」として連邦祝日であったが、現在は統一祝日法(日本のハッピーマンデー的な制度)で2月の第3月曜日となっている
ワシントンと同じく偉大な大統領として人気の高いエイブラハム・リンカーンが2月12日生まれということもあり、慣習的に「大統領の日」として両者の誕生日を祝う、あるいは歴代大統領を讃える日ともされています
・・・つまり、2月16日の米株式市場は休場です
米国株投資をご検討の方はご注意ください
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